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「え、1班ってそんなことしてたんですか?」
「ん? 知らなかったか?」
佐々木は少し驚いた顔をした。
「知りませんよ。どこの班も監視だと思ってました」
「そうだったか。アイツらは脳の研究だか何だか知らねぇが、それぞれの班から録画したデータをもらって訳の判らねえことばっかやってやがる」
「凄く嫌そうに言うんですね」
宮本が本音を呟くと、神崎が少し笑った。
「佐々木の奥さんが1班に所属してるんだよ」
「え! そうなんですか!」
「そんなこた、どうでもいいだろうが。今は明日のイベントの話をしてるんだ」
「ああ、そうでした。大変なことって、もしかしてそれですか?」
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