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「うん?」
なんだ?この空間。俺はあの時、トラックに轢かれて死んだはず。
その時、俺は理解した。
「あっ、これって転生フラグですわ」(ゲス顔)
「うん、まあそうなんだけど」
俺以外の声が聞こえたので、声のする方を向くと金髪碧眼の男がいた。
「オッス、神様オッスオッス!」
とりあえず、挨拶をした。人間の基本だよね。挨拶って
「先に言っておくけど、ミスとかで転生じゃないから」
「あっ、はい」
「手短に説明すれば君の魂が面白いから転生させる。以上」
お、おう
「特典はもちろん選べるよね」(ニッコリ)
「無理。くじ引きで選んでもらう。個数も能力も」
H E E E E Y Y Y Y あ ァ ァ ァ ん ま り だ ァ ァ ア ァ。この仕打ち、まさに外道!
「あ?」
「すいませんでした」
速攻で土下座した。テンプレ通り心が読めるのね。
「じゃあ、この箱の中から一枚引いて」
何この神様冷たい・・・
「はい」
とりあえず一枚引いてそのカードを見た。そのカードには数字が書かれており2の文字が刻まれていた。
「2か、じゃあ特典は2つか。次にこの箱から2つ引いて」
「へいへい」
俺は差し出された箱から2枚のカードを引いた。引いた二枚のカードには、ある人物名が書かれていた。
「バルバトス・ゲーティアとブロリー?」
「よりにもよってこの二人か・・・」
「なんぞこれ?」
「この二人の力が君の特典になるよ。やったね!」
ふ~ん・・・ファッ!?
「詳しくは転生してから試してね。じゃあ行ってらっしゃい」
え、説明ないの?それ、イージーモードに見せかけたハードモードだよね?
あっ、足元に穴が・・・じゃあ今回も一言
「アリーヴェデルチ」
さすがブチャラティさんですわ。最後もしめてくれる
「あっ、言い忘れてたけど君以外に転生者いるし、赤ちゃんスタートだから」
「そういうことは早く言えやあぁぁぁああぁぁ!」
そのまま俺は穴に落ちていった。
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