プロローグ

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そんなわけで穴から落ちたわけですが。今は何か水の中にいるみたい。 ん?なんか押し出されてりゅううう い、息が出来ん・・・死ぬ!転生して早々に死ぬうう!! うお、なんか外に出たのか?目が見えんとりあえず息をしないと 「おぎゃー」 誰だこの声、あっ俺が出したのか・・・れれれ、冷静になれ!今の俺は赤ちゃんなんだ。し、仕方ないんだこれは。必要なことなんだよぉぉぉ 両親がここにいるんだろうが目が見えなくてよく分かんねえ。 とりあえずだ。 キングクリムゾン!! 実際には使えないけど3年くらい時間を吹っ飛ばした。ディアボロ先輩ご苦労様です。 とまあ、3年の月日が経過したわけだが・・・俺はどうやら、ゲームの世界に転生したようである。ゲームの名前は忘れたけど、生前によく読んだ巻き込まれ転生ものの小説をゲームにしたものだった。最後は確か魔王を倒して終わりだっけ?あんま覚えてないや 人気?あったっけ? まあいいや。問題は俺の生まれたポジションだよ。俺の名前が問題なんだよ。ありきたりな5大貴族の一つ、雷の属性をつかさどるボルト家に生まれた。 貴族って勝ち組じゃんって思うだろ?人生そんなに甘くないよね。俺の名前ライトニング・ボルトっていうんだぜ。笑えるだろ。 それに俺さ原作では主人公の踏み台のポジションにいるのよね。 もうなにこれ、喜劇だよね。笑えるだろ?ハハハ・・・笑えよ・・・ワラエヨ・・・わ゛ら゛え゛よ゛お゛お゛お゛! ・・・すまん取り乱した。 俺の家族は親父、母さん、兄貴がいる。 こいつら普通じゃなかった。全員転生者だったでござる。 親父の名前はディオ・ボルト 母さんがアルトリア・ボルト 兄貴がシシオ・ボルト 特典想像がつきそうだよね。うん想像通りだと思うよ。 主人公の踏み台だけど、やめてもいいよね?
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