プロローグ

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俺の朝は早い、毎朝5時にはおきる。何をするか?朝練だよ。能力もらったのはいいけど使いこなせねえよ。 この前、ふざけて 「イレイザーキャノン!」 って言いながら軽くぶちかましたら、近くの山が消し飛んだ。 ブロリーのパワー甘く見てたわ。その日から毎日少しずつ訓練するようになった。といってもまだ始めて間もないんだけどね。 そうそう、うちは雷の貴族なのに農家なんだよ。親父が始めたらしい。もともと別のことで稼いでたんだけど、親父が 「領土広いし、開墾したいな。そして、NOUMINを育成するのだ」 とか言う、思い付きで始まったわけである。何でそうなったし。 因みにこれかなり成功してるらしい。五大貴族の土の家のやつ泣いてたぞ。 んで、俺の朝練は畑を耕すことである。畑を耕すのってかなり訓練になるんだよ。力加減も覚えられるしね。 「お、ライトお前も朝練か」 「兄貴じゃん。おは。兄貴も朝練?」 兄貴って俺たちと違って髪の色が赤い、髪の色は俺たちとはちがうけど正真正銘血の繋がった兄弟である。遺伝子仕事しろ。 「おは、おう。体動かさないと鈍るからな」 「なにいってんのこの六歳児こわい」 「三歳のお前には言われたくねえわw」 どちらにせよ子供がする会話じゃないよな。 俺の日常ってこんな感じ。
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