第20章 バッカスの世話係

1/32
62人が本棚に入れています
本棚に追加
/32ページ

第20章 バッカスの世話係

「率直に聞くぞ?」 リビングのテーブルを囲んで 即会議が開かれた。 「おまえ、彼女がいんのか?」 東堂さんが正面に座らせた悠月さんに 週刊誌を突きつける。 「これ……」 ピンときたのはココさん。 だけじゃなく――。 「これってあの夜っ……」 愛理も気づいた。 他人事みたいに キッチンでコーヒー淹れてる僕を 目を白黒させて睨む。
/32ページ

最初のコメントを投稿しよう!