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僕、悠斗にき、キス、されてる…?
天使「…ならさ、俺だけでいいから、名前で呼べよ?…まあ拒否権なんてないけど」
九条「で…も…///」
耳にジンとくる低音で囁かれると変な気持ちになってくる。
天使「真弘…?」
九条「わ、かった…から…も…耳元、でしゃべるの、やめ、て…」
天使「ん、じゃあ言え」
九条「…ゆ、ゆう、と…?///」
天使「ん、もっと」
九条「…ゆうと」
天使「もっと」
九条「ゆうと、ゆうと、ゆうと!」
天使「…よく出来ました」
…恥ずかしい。
だけど目の前で笑ってる悠斗を見ているとどうだっていいように思えてくるから不思議だ。
天使「真弘…」
悠斗が髪を撫でながら囁いてくる。
九条「…っ、な…に…?///」
天使「真弘、好きだよ」
え…?今なんて…好き…? 僕が…?
九条「へ…?」
天使「朝見たとき綺麗だな、って思った。一目惚れってやつ」
九条「そ…なの、そんなの、その時だけ…今だけかも知んないじゃん…!」
天使「ううん、ちがう。今日一緒にいて思った。
…お前が好きなんだ。」
直球で言ってくる悠斗はまっすぐに僕の目を見る。
天使「なあ、信じろよ…真弘。お前が好きだ」
九条「…でも…//」
天使「…どうやったら信じてくれるんだ?」
九条「どうやったら、て…そんなのわかんないよ…!」
悠斗の顔を直視していられずに目をそらす。
が、覗き込まれ、頬に手を当てられ上を向かされる。
天使「…真弘。真弘を見てると心臓がうるさくて仕方ないんだ。手に入れたいって思うんだ…これだけ言っても、嘘だっていうのか?」
九条「ぁ…う…///」
天使「真弘…」
悠斗は僕の名前を呼び、止める間もなくキスをする。
九条「…っ、んぅ…///」
なんだよ、これ…
僕、こんな声…恥ずかしい…///
そして少し強引に唇をわり、舌を入れてくる。
九条「…んっ、ふ、ぁ…///」
やばい…気持ちいい…
これ以上やると溶けておかしくなりそうだ。
九条「…ん、だ、め…///」
力を入れて悠斗の厚い胸板を押すが、力が抜けきっており、なんの抵抗にもなっていないようだ。
九条「やっ…ゆう、と、やっ…///」
そういうとやっと離してくれ、最後に名残惜しそうに唇をペロッと舐められる
九条「…はぁっ、はぁっ…///」
荒い息をしているとぎゅっ、と力強く抱かれた。
まるで離すもんか、というように。
天使「好きだ、真弘。」
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