再会

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「年上女房は俺に貢いでくれるし、年下彼女はいろいろヤらせてくれるし、どっちも手放せねえんだよね。お前らも付き合うなら世間知らずの年下女を狙えよ。最高だぜ?」 目の前が真っ暗になった。 その場から立ち去りたいのに、カラダの自由がきかない私は、その場で手つかずの定食を見つめて背中を丸めていた。 彼らが先に席を立ってくれることを祈りながら、終わらない会話の断片を聞いた。 「けど、ひかるちゃん、かわいそうじゃねーか」 散々笑った後に、よくそんな言葉が出てくるものだ。 「アイツのこと、欲しいの?…いいかもよ?俺がしっかり…調教しといたから」 もちろん… それが彼との最後の日だった。 私は楽しかったテニスサークルも同時に辞めた。
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