新生活

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…こうして 俺たち二人の生活はスタートした。 ひかるは親父さんの言ったとおりに、家事の全般をそつなくこなしてくれていた。 しかし、ひかるの入社式もいよいよ明日。 「ひかる、もう準備はいいのか?」 「うん。準備って言っても…そんなに…することないし、…気合だけかな?」 ひかるは笑った。 「ひかるがいよいよ社会人か」 「…すごいでしょ?」 「ああ、これはマジですごい」 俺も笑った。 ひかるが社会人になることは ひかるにとっては大きな変化だった。 けれどそれは… 俺にとってもまた… 大きな変化になった。 ひかるはやっぱり… 俺が思ってる以上に …女だったんだ。
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