隠れた真実

32/37
前へ
/37ページ
次へ
朝食はもちろん、あっくんの好きな味噌汁とご飯。 だし巻き卵も朝からほわほわ。 「…ん、ウマい」 あっくんの一言に私の気分もほわりと膨らむ。 時間になってあっくんを送り出すと、私は宣言どおりに洗濯と掃除に勤(イソ)しむ。 別に…淋しさを紛らわしてるワケじゃない。 天気がいいので窓を開けて空気を入れ替えながらの洗濯も掃除も清々しい。 小物を干すピンチハンガーに並べて干す私の下着と…あっくんの下着。 もちろん、私が干して私が取り込むので出来る技。 あっくんに見られたら… …恥ずかしすぎる。 新しい下着でも… …買おうかな。
/37ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1284人が本棚に入れています
本棚に追加