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「…あっくん…少しだけ…話したいの…」
私が言うと、あっくんはシャツのボタンを上から一つ、二つ外して私の隣にドッカリ座った。
距離は思ったよりも近く
飲み過ぎで上がったあっくんの体温で
隣合った私のカラダの左側だけ熱くなった。
「どした?何かあったのか…?」
私の言葉にあっくんは少し心配を覗かせる。
「…いいことだよ?いいことがあったの…」
私はまずその心配を振り払って今日の出来事をゆっくりと話し始めた。
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