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楽しかった連休はあっという間に終わってしまい、
私は再びあっくんとの二人の生活に戻っていた。
長い間抱えていた兄に対するしこりも消えて
会社では仕事も順調に覚えながら
信頼できる人間関係も出来はじめ、
毎日がとても充実していた。
一方、あっくんは相変わらず毎日忙しく動き回っていた。
けれど、あっくんの顔色はいいし、いつもいい表情。
それは仕事が順調な証拠にちがいない。
少しでもあっくんを支えたいな…
そんな風に思うようになっていた。
だけど、仕事の上で私がしてあげられることはほとんど皆無。
出来ることと言えば…
事務所代わりにしているこのマンションに来て下さったお客さんを丁寧におもてなしすること。
今のところ…
…それくらいだ。
でも、一番は…
あっくんが仕事を頑張れるように、
健康的な食事を作ってあげること…かな。
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