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あっくんを送り出した後、
あっくんが帰るまでは
部屋と…
自分を…
磨く。
外の空模様とは逆に、
私の心は晴れやかで掃除と自分磨きには最適だった。
一通りの掃除を終えて、自分の方へ手を伸ばしかけていた。
薄いピンクベージュのマニキュアを丁寧に塗り終えた。
指先を開いて両手はパー。
ふうふうと息を吹きかけて、ソファに寝そべって乾くのを待つ。
インターホンが鳴ったのは…
その時だった。
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