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こういうシチュエーションでは 昔を懐かしんで話が盛り上がるものだろう。 だけど、私たちはそれから一言も話さずにマンションに着いていた。 あっくんの腕は相当に疲れていたはずだ。 それでもあっくんは最後まで私を降ろそうとはしなかった。 私も… あっくんが辛いってわかっているのに 「降りる」って… …言わなかった……。
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