決戦の週末

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気持ちは落ち着かなくとも 時間はいつも通りに速度を速めることも、緩めることもなく過ぎていた。 お昼になってキッチンに立つ。 食欲なんてなかったけれど、あっくんのために昼食を準備する。 「簡単に麺類でもいい?」 「いいけど、ひかるは?」 食べられる気はしないけど、食べないと言ったらあっくんが心配する。 「少しだけ。朝が遅かったからあんまりお腹空いてないし」 私の言葉にあっくんは納得したのか、デスクに戻ってパソコンを操作し始めた。 簡単な和風パスタとスープを作って、自分にはあっくんの三分の一程度の量を盛り付けた。
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