夜更し(ヨフカシ)

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カラダが繋がったのはその後だった。 ゆっくりと入ってきたあっくんに 私のカラダは吸い付くように重なった。 少し痛みを伴って合わさった二人のカラダは 最初から一つだったみたいに しばらくの間、動けなかった。 私たちが一つであることを存分に実感すると 今度は一つになったまま激しく揺れ動く。 熱い摩擦(マサツ)が 私の理性を遠くへ飛ばして 目を閉じた世界が真っ白になった。 それはきっと あっくんも同じだったはずだ。 そうでしょう……? ねえ、あっくん…… 小刻みに震えるカラダと 乱れた息で 私は何も言葉にすることが出来なかった…… あっくんも言葉もなしに私を抱きしめて たった今、自分のものにした大切なものを 誰にも取られないように 胸の中に抱え込んだみたいだった……
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