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「……あっくん……ありがと」
私が言うとあっくんも照れたように
「……こっちのセリフだ」
と言って、目を逸らすようにおでこにキスをした。
私もあっくんも
カラダが繋がったことに心から安堵していた。
近すぎる関係だからこそ
一線を越えることは
より難しく
より困難だ。
それを……
今夜、私たちは二人で乗り越えた。
幼馴染だからとか、歳の差があるとか
そんなことは、もう……
私たちの関係の後付けにしかならない。
「……あっくん……大好き……」
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