エピローグ

3/16
前へ
/16ページ
次へ
あっくんの喉仏がちょうど目の前にある。 私はそれをいたずら交じりに指でなぞって 首筋にキスを落とす。 あっくんがゴソゴソと動いて私を抱きしめる腕に力を込めた。 「……朝から?」 あっくんがゆっくりと目を開ける。 「……ち、ちがうよ?」 「俺はいいけど?」 あっくんの手のひらが胸元に忍び出す。 「あっくん。違うってば……」 そう言いながら言葉が途切れて息が漏れる。 「……あっく……ん……」
/16ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1476人が本棚に入れています
本棚に追加