エピローグ

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あっくんの喉仏がちょうど目の前にある。 私はそれをいたずら交じりに指でなぞって 首筋にキスを落とす。 あっくんがゴソゴソと動いて私を抱きしめる腕に力を込めた。 「……朝から?」 あっくんがゆっくりと目を開ける。 「……ち、ちがうよ?」 「俺はいいけど?」 あっくんの手のひらが胸元に忍び出す。 「あっくん。違うってば……」 そう言いながら言葉が途切れて息が漏れる。 「……あっく……ん……」
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