episode.4

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「ごめんね理世くん」 部屋に入ってきた八雲さんは、予想に反してゆったりと微笑んだ。 「怖いのもわかるんだけど、俺達もしてるから」 「は、い……すみません」 優しく諭されるように言われ、頷くしかなかった。 そのまま八雲さんに座るように促され、抱きつかれるように手をまわされる。 「あの、?」 驚きつつも小さく声をかける。 「力抜いて」 「へ?」 その声とともに、突然 後ろに何かが入った。 ローションをつけていたから勢いよく入ったけど、痛くて一瞬 息が詰まった。 冷たくて、硬い、なにか。 「ッひ、な、なにこれ、」 「ごめんね、痛いよね。でもすぐほぐれるから」 八雲さんのその声のすぐあと、身体が跳ね上がった。 「ひぁああッ! んぅ、っあ、あッ」 ヴヴヴヴ、と規則的な振動が身体の奥を刺激する。 「あ、あ、あ、」 やだ、こんな、変な感じがする。 違和感とともに訪れる快感に抗えずに、涙と涎を垂らしながら八雲さんにすがりついた。
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