もう一度、あなたに恋をする。

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「ヒューッ」 大学のカフェテリアでテレビを観ていた人達が美優をひやかした。 美優は顔から火が出るぐらい恥ずかしくなった。 「いいなぁ巧君。美優を愛してるって感じでさぁ~」 愛がアヒル口にしながら呟く。 『ところで今日はどうして片目がブルーなんですか??』 巧はいつもブルーの目が茶色になるようにカラーコンタクトをしていた。 「今日はありのままの自分を皆さんに見ていただきたくて、コンタクトせずに来ました。母も同じ目をしています。」 『母親というのは引退なさった真田楓さんですね?』
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