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「義母さま!!あんまりですわ!!アタシはフジグランのパートで稼いだお金は別にしているのに、デリヘルで稼いだおカネで欲しい品物を買ったりおしゃれをしたりスイーツを食べたらいけないと言いたいわけなのかしら!?」
「まゆこさん、アタシはものすごく困っているのよ!!それなのに、この家のローンの返済をゆうとだけに押し付けようとしているわけなのかしら!!」
「アタシのどこがいけないと言うわけなのよ!?義母さまこそ、アタシとゆうとさんが外で一生懸命になって働いていると言うのに、義母さまは何なのですか!?この家のローンについては義母さまがまいた種なのに、どうしてアタシとゆうとさんばかりに負担を押し付けるのですか!?」
「キーッ!!何なのよまゆこさんは一体!!自分勝手なことばかりを言うだけ言っておいて!!」
「義母さまこそ何なのよ!?自分のまいた種をアタシとゆうとさんにばかり押し付けたのだから、もう許さないわよ!!」
話し合いをすれば、このように平行線ばかりをたどっていましたので、どうすることもできなかったのでありました。
アタシはこの時、ゆうとにはお嫁さんは必要ないのではないのか…と想っていましたので、ますます混迷を深めて行くばかりでありました。
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