BABAの色はかあさんの色

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アタシは、定時制高校に通いながらバイト生活をしている16歳の長男と一緒に新居浜市で暮らしている34歳のデリヘル嬢です。 アタシは以前『ミセスのゲキジョー』のトークテーマの『BABAシャツにまつわるエトセトラ』に便せん30枚分の体験談を送りました。 しかし、テーマトークにつきましては似たようなエピソードがもうひとつありましたので、片方のエピソードの方が掲載されましたので、アタシのおたよりは掲載されませんでした。 先日のことでありましたが、JR新居浜駅前のパルティフジのパン屋さんのカフェサロンのコーナーにて、先生がお越しになられていましたので、アタシはお声をおかけいたしました。 先生は、新作の短編小説集の最初の物語の話が出来上がりましたので更新設定が完了しまして、一息をつきましてココアをのみながら次の話を考えていた時でありました。 先生は、アタシの呼び掛けに『ああ…ミセスのゲキジョーのテーマトークにおたよりをくださいましたデリヘル嬢のおかあさまですね…テーマトークにおたよりをありがとうございます。』と優しく言ってくださいました。 アタシは、先生とお話がしたいので先生のとなりのせきに座りました。 先生は『便せん30枚のエピソードでしたね…』と言いました後にショルダーバッグの中からアタシが送りました便せん30枚のおたよりを取り出しましたのちに、先生は『ああ…このおたよりでしたね…そうだ…あなたの体験談をもとにいたしまして2編目を書こうと思っていますが、お時間がよろしければお話ができる範囲でお話を聞かせていただけますか?』とおっしゃられましたので、アタシは先生にお話をしました。 先生は、ノートを広げましてアタシの話をひとつずつメモを取りながら話を聞いていました。
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