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「かあさん…ごめんね…ごめんねかあさん…ホワイトデーのプレゼントを用意することができなくて…ごめんね…」
「くすんくすん…ホワイトデー…終わっちゃった…ホワイトデー終わっちゃったから…友泉…とてもかなしいの…くすんくすん…」
たっくんは、泣いているアタシに優しい声でささやいていた…
「かあさん…ホワイトデーはまだ終わっていないよ…ホワイトデーのプレゼントは…ぼくだよ…ぼくのすべてが…かあさんのホワイトデーのプレゼントだよ…」
アタシはたっくんの言葉を聞いた時に乳房(むね)の奥が熱くなったので、たっくんの胸に抱きついてしばらく甘えたあと、たっくんの顔を見つめながらアタシの思いを打ち明けていた…
「たっくん…友泉…たっくんのことが…好きなの…どうしようもないくらいに…たっくんのことが大好きなの…たっくん…この最近…友泉に抱きついてこないから…アタシのくちびるとふくよかな乳房が…たっくんが恋しいよと泣いているの…友泉も…たっくんの肌の温もりが恋しいの…友泉…凍えそうなの…」
たっくんは、アタシをギュッと抱きしめた後に優しく言うた。
「かあさん…ぼく…かあさんのくちびるとふくよかな乳房に甘えたいよ…かあさんのことが恋しくて恋しくて…かあさん…」
「たっくん…大好きなよ…友泉…たっくんのことが大好きよ…」
「かあさん…ぼくも…かあさんのことが大好きだよ…」
「たっくん…抱いて…友泉のことを抱きしめて…強く…もっと強く抱きしめて…」
たっくんは、アタシを抱きしめながらアタシの髪の毛を優しくなでていた。
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