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心持ち彼の方が、
背が高く痩せていて、
薄い青の瞳が
印象的だと思った。
「あ、ヨシキって言います。
この先の占い所で
占っているんだけど
来ます?」
「ありがとう。
私はグレアムです。
仕事で来ました。
あの、実はそこに」
「ヨシキ!ヨシキか!?」
人をかき分けて
走って来たのは
ユウトだった。
「ユウト?
うわ、久しぶりだ」
「ここで合ったが
ヨシキ様とは!
ついてるぜ!」
「はぁ?」
二人は同じ占いの学校で
学んでいたが
先にユウトの方が
来なくなってしまっていたので、
それ以来だった。
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