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さっき触れた頬が冷たかった為、俺は寝室に行って毛布を取ってきて彼女の体に掛ける。
「こんな冷たくなるまで探してくれたんだな…ありがとう」
ふとテーブルに目をやると、包装紙にリボンがかけてある大きな包みが置かれてあるのに気づいた。
迷ったが、衝動を抑えられず包みを開く。
ー手作りじゃなくてごめんなさいー
そんな手紙と共に。
中にはニット帽とカシミアのマフラーが入っていた。
…暖かそうだ。
なぜだか視界が揺らぐ。
俺はそのプレゼントを身につけてみた。
…いいじゃん。センスも悪くない。
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