番外編その2

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そういえば、初美の日記を見た中でそんな男がいたような気がする。 確かアルバイトで一番最初にデートした奴だよな? あいつだったのか… 「それにしたって初美さん。イブに男と歩いてちゃヤキモチ妬きますよ。俺結構心配性なんだからな?」 そうつぶやきながら、初美の頬をツンツンする。 「ゆう…と。ごめ…」 初美がむにゃむにゃと寝言を言っている。 どうやら謝っているらしい。 「もういいよ。俺も仕事遅くなってごめんな」 そう言いながら彼女の額にキスを落とした。
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