第1章

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「お嬢ちゃん。醤油、取ってくれ」 「……はい」 「ありがとよ」 今、私の目の前で、卵焼きにじょばじょばと醤油をかけているのは、 単眼、鮫歯の見るからに人間離れしているおっさんです。 何故、私がこんな人外と朝御飯を食しているのかと言うと、 それは昨日の夕方に遡ります。
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