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…昨日の夕方…
私こと、萩原みなみは
何時ものように学校の帰り道、今日の夕飯の材料を買いに近所のスーパーに買い物をし、家路についていました。
今日の特売は6時から、しかも、今は冬なので
大分辺りは暗くなっていました。
「今日は随分と星が明るいですね」
私が空を見上げ、歩いていると、
ガッと
何かに躓き、今日のおかずハムカツ(一枚十五円)と特売の卵
その他諸々を、地面にぶちまけました。
「た、卵が、全滅している……ですって!?」
大切なたんぱく質がコンクリートとロックンロールしているのを呆然とながめていると、
後ろから、呻き声が聞こえました。
「う、うぅ……」
「…………おじさんですね。
随分とダイナミックにこんな寒空のしたに寝てますね。
卵の仇ですね、分かります」
うつ伏せに倒れているおじさんが憎く見えてきます。不思議ですね!
「しかし、何故こんな所でおじさんが倒れているののでしょうか?」
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