第2章 マダム・バタフライの誘惑

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「そうでしたか?たしかにそう聞こえたけれど」 ライトアップされた噴水を覗きこめば。 僕の病的なほど白い輪郭 漆黒の瞳の縁まではっきりと 澄んだ水面に浮かび上がる。
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