第2章 マダム・バタフライの誘惑
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「一目見て分かったの、あなたMね」 「M?」 「そう。虐められるのが好きなマゾヒスト。言われたことない?」 古いお屋敷の長い廊下を 扇情的なドレスに身を包んだ人妻は 腰をくねらせながらゆっくりと歩いてゆく。 「さあ……僕はまだ子供ですから」
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