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「そうだ、高月さん。宮地さんから話は聞きました。」
「話?」
「★マークの場所に行きたいと、、。」
「!マジ?俺聞いてないけど?」
菅谷さんのセリフに澤木が驚く。
どうやら宮地さんは菅谷さんにだけまず話したらしい。
「あ、ごめん、澤木。昨日宮地さんと話をしたんだ。、、私は、、行きたいと思う、、。」
「マジか、行くとしたら菅谷と俺でお前と宮地はここで待機だと思ってた。」
「何があるか分からない以上、行く人数が多い方が色々と良いでしょう。ですが女の子に無理はさせれませんから言って下さい。」
澤木と菅谷さんの言葉に私は一旦持っていたスプーンを置いて2人を見る。
私を心配してくれる澤木。
気遣ってくれる菅谷さん。
両方の気持ちが分かる。
「菅谷さん、大丈夫です。行くって決めたのは私自身です。、、何があっても誰のせいでもありません。行くと決めた私の責任です。」
「高月。」
少し顔をしかめた澤木。私は澤木を真っ直ぐと見る。
「澤木、私行きたいの。奈々の為にも。それに澤木が行くのに私はダメっていうのはおかしいからね。」
「、、、。」
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