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「ねぇ、、空、、。」
生徒の1人が空を指した。
何?
よく見るとさっきまで天気の良かった空はどんどんと暗くなっていく。
そして暗くなった空には教室のTVと同じ自称宇宙人の子が映し出された。
「、、、嘘でしょ、、。」
「あれじゃねーの?プロジェクターマッピングとかってゆーやつ。」
「でも空も暗くなんて出来る?!」
生徒達はさっきまでとは違い徐々に不安気になってきている。
校門近くにいた先生達も空に気づいて驚いている。
「なんですかな、あれは。」
「近くでイベントでもやってるんでしょーよ。」
「とりあえず警察がくるまであの変なやつを見張ってないと。」
先生達は警察がくるまで校門から動かないらしい。
自称宇宙人が、更に喋りだした。
『ゴブリン達を全て殺しつくすか、ゴブリン達に全て殺し尽かされるか、それが全て。』
『私達は傍観者、必要最低限の補助しかしない。』
『はじめにあなた達に与えられる物は1つだけ。』
自称宇宙人の子はそう言うと目を瞑った。
「、、何なんだ、、?」
「ねぇ空がさっきより暗いし、あれ何?雷?」
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