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でも校門のところにいる緑色の人形はまだ変わらずそこにいた。
「先生ーー!!今の何なのー!!」
教室から生徒の1人が叫んだ。
「わからーん!警察が来たらすぐに職員会議開くから待ってろー!!」
先生達も慌てふためいている。
他の教室からは先生達が一斉に職員室へ向かって走っていく所だった。
「よく分かんないけど、これ今日はこの後解散じゃない?」
呑気な男子生徒が呑気な発言をする。
「とりあえず、携帯でニュース見ようよ。」
そう言う子に続き皆一斉に携帯を開く。
が、、
「あれ、、?」
携帯が点かない。
何度やっても携帯が点かない。
「嘘でしょ!壊れた?!」
「俺のもだ!」
「私のも!さっきの光のせい?!」
皆が口々に叫んだ。
「、、私のも壊れちゃってる。芽衣は?」
「、、私のもダメみたい、、、。」
最近新しくしたばかりなのに、、、とりあえずバックにしまおう、、、。
と、ふいに菜奈の携帯を持つ右手手首に違和感を感じた。
「あれ?菜奈ってそんな時計してたっけ??」
菜奈のイメージとはかけ離れた黒いデザイン。
「え?」
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