救出

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トイレ、混んでるのかな。 1人でいる事に不安になり、トイレを見に行こうとした時。 下の階から叫び声が聞こえた。 「ゴブリンだ!ゴブリンが1匹入ってきたーー!!!!」 そう叫びながらおそらく見張りをしていた男子達が走りながら屋上に入ってきた。 ヤンキーグループの1人が叫ぶ。 「シャッターも防火扉も閉まってるだろ!どこから入ってきた!?」 見張りをしていた男子生徒がおそるおそる別のヤンキーの1人を指指す。 「ぼ、、僕たちは嫌だって言ったんだ!でもあいつが1階の購買部から食い物をとって来いって言うから扉を開けたら1匹入ってきたんだよぉ!!!」 「は?!俺のせいにする気かよ!!」 ヤンキーの1人は男子生徒の胸ぐらを掴み殴り出した。 それを見て止めに入った奴が扉の近くにいた他の生徒に向かって叫ぶ。 「やめろ!3階捨てるぞ!早く屋上の扉閉めろ!」 それを聞いた私は考えるより早く扉に向かって走り出した。 「やめて!友達が3階のトイレに行ってるの!閉めないで!!」 扉を閉めようとする男子生徒に懇願した。
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