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願いも虚しく、金具がガタリと壊れ下に落ちた。
ゆっくりと開かれたドアの向こうには全身緑色のゴブリンがハァーと嬉しそうにニタリと笑ってこちらを見ている。
「、、嫌、、嫌、、。」
恐怖のあまり声が出ない菜奈は逃げ場の無い個室で少しでも距離をとろうと後ずさった。
瞬間ゴブリンが飛びかかってきた。
「嫌ぁぁぁっ!!!」
腕を引っ張られあっという間に床に叩きつけられた。
「あぐっ!!」
打ち付けた背中と後頭部に鈍痛が響く。
身体の上にはゴブリン。
殺される!!!
そう思った菜奈は死を覚悟したが、ゴブリンはハァー、ハァーと菜奈の身体を抑えつけたまま菜奈の下着を脱がしはじめたのだ。
ゴブリンが何をしようとしているかすぐに理解し、血の気が引いた。
「嫌っ!離して!!嫌ぁっ!!」
必死でゴブリンを押し身体からどけようとするがびくともしない。
バタバタと足をもがく。
ゴブリンは下着を脱がすのを諦めて破った。
「嫌ぁぁぁっ!!!」
抵抗する菜奈の足を強引に引っ張り開かせた。
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