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お客様用のフロアなんだっけ？
ゴージャスな通路。
壁には絵画などが飾られてあり、海外の高級ホテルみたい。
、、、、行ったことないけど、、。
「、、え？」
澤木は私の腕を引っ張ったまま、そのまま3階に上がる。
3階は確か澤木のフロアじゃなかったっけ？
3階に上がるとまた雰囲気がガラリと変わった。
黒やダークグレー、白を基調とした内装。澤木がイメージしたのだろうか？
いかにも澤木っぽい感じになった。
3階上がってすぐのドアを澤木が開くと中からシンプルな広い部屋が見えた。
「あがれ。」
澤木が部屋に入っていく。
私もおずおずと後ろから付いて入った。
「ひ、広いね、、。」
入ってすぐに広いフローリング、バカでかい白い皮のソファに、これまたバカでかいテレビ。
テーブルにはバイク雑誌や飲み終わりのペットボトルが置かれてある。
右側にはキッチン。
とても綺麗。使用感がほとんどないから多分ごはんはいつも宮地さんが作ってくれてるのだろう。
左側には通しでベッドが置かれている部屋が見える。これまたでかい。何人寝れるの？ってくらい。
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