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サイファはいつ持って来たのか私のアイマスクを私の目元にあてる。
「サイファ?」
サイファの気配を背中に感じる。
両腕を後ろに回され…ん?縛られてる?
「サイファ!怖い!何するの?」
「梨緒の肌を綺麗にする魔法ですよ。」
サイファに肩を掴まれソファに座らされる。
「真っ暗で怖いっ!アイマスク取って…」
「ダメです。さぁ、魔法をかけますよ…」
怖いっ…何されるの?
眩しい魔法なのかな…だからアイマスク?
でも手首縛られてる…。
唇にまた何かが触れた…。
何だろう…?
「梨緒、口を開けなさい。」
「えっ?」
唇に触れる何かが唇を割り無理やり入ってくる。
「っ!…んんっ…んっ!」
太くて硬い物が入ってきて口の中が満タンになる。
何これ…!
苦しいっ!!
「梨緒…歯を立てないで…舌を絡ませてごらん。」
「んんっ…んっ…」
舌なんて…動かせない…苦しいっ!!
口の中の物が喉の奥まで押し込まれ吐きそうになる。
サイファの手が私の顔を両手で包む。
「はぁっ…いいですよ…梨緒…。」
「んー!!…んんっ…」
苦しくて涙が出る…。
もうやめて欲しいのに、私の口の中を蠢くモノがズルズルと動く。
「はっ…梨緒っ…!今から薬が出ます。肌が…綺麗になる薬です。ちゃんと…飲んで下さい…。」
「んーんー!!んんっ…」
「あぁっ!梨緒ぉ…愛しています…。」
喉の奥に苦い薬がトロトロと流れ、身体が熱くなった。
ゆっくりと口の中から出て行く硬い物が唇に触れた。
「ゲホッ…ゲホッ…」
「梨緒…よく我慢しましたね。」
サイファが頭を撫でてくれた。
「苦しかっ…た…よぉ…。」
「そうですね。では、ご褒美をあげましょう。」
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