14人が本棚に入れています
本棚に追加
熱めのシャワーを二人で頭から浴びる。
恥ずかしくてサイファに背中を向けて、ただじっとシャワーを浴びる。
突然私の頭を泡立て髪を洗い出すサイファに驚く。
「さ、サイファっ？」
「貴女の綺麗な髪の毛を、一度洗ってみたかったのです。痛くは無いですか？」
「ん…気持ちいい…」
サイファの繊細な指先が洗ってくれている。
「美容師さんみたい…凄く上手だねサイファ。」
「嬉しいです。さ、流しますよ、目を閉じて。」
頭を少し下げて綺麗に流してもらう。
気持ちいい。
人に洗ってもらうのって本当に気持ちいい。
何も言わなくてもトリートメントをたっぷり塗ってくれる。
私の長い髪の毛を優しく指で梳く。
そしてまたシャワーで丁寧に流してくれる。
「温まりましたか？」
サイファが背中から抱きしめる。
裸で抱きしめられ、身体に力が入る。
「次は身体を…」
「あのっ、サイファ、いいから、自分でやるから…」
「ダメです。貴女の下僕にやらせて下さい。」
「でもっ、っ！！」
サイファが直接手で私の身体を洗い出した。
やだっ、これじゃ…全部触られちゃう…！！
「っ！」
サイファの指が胸を撫でるように洗う。
重点的に胸を撫でられ、身体がビクっとする。
サイファの吐息が耳に触れ、鳥肌が立つ。
全身泡だらけにされ、そして流される。
「あ、ありがとう…サイファゆっくり浴びて…」
バスルームを出ようとする私の腕を掴み抱き寄せられる。
「梨緒…」
耳元で甘く囁くサイファが腰を引き寄せる。
「さ、サイファ…っ！！」
激しく口づけられ、口を塞がれる。
「はぁっ…、ダメっ…」
サイファの足が太腿の間に割って入ってくる。
「まだ、洗い終わっていません。」
サイファの指が花弁に触れる。
「ひゃっ…んっ！」
「綺麗に、しなくては…」
シャワーの熱で狭いバスルームにサウナのような蒸気が上がり、少しだけ息苦しい。
「サイファ…もう、いいからぁ…っ…」
「ええ、もう、いいようですね。」
サイファが私の花弁から指を離すと背中から抱きしめる。
最初のコメントを投稿しよう！