many times over

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「梨緒、俺のコレ、治まらないんだけど?」 ど、どうしよう……。 ジェイの胸に顔を埋めたまま、ドキドキと高鳴る胸が飛び出しそう。 「もう我慢出来ない、お前を抱いてもいいか?」 その言葉に恥ずかしくて、頷くしかなかった。 ジェイの大きな手が私の太ももを持ち上げ、少し屈んだジェイが私の花弁に硬いモノを押しつける。 「っ!」 わざと焦らすように花弁を行き来する。 「ジェイっ!」 「言葉で欲しいって言えよ。」 「っ、……欲しいっ、ジェイっ!!」 「よーし、良く言った。」 ジェイの硬いモノがめりめりと花弁を割って入って来る。 「んぁっ!…ぁああっ…」 ジェイの首に両腕を回すと、私の両脚を持ち上げ深く突き挿される。 「っ、ぁっ、ああっ!!」 ジェイが私を持ち上げたまま腰を打ちつける。 「やぁっ…んぁっ…ぁん…ぁああっ…」 「はぁっ、梨緒っ!!」 ジェイの動きが一層激しくなって、どうにかなりそう…。 バスルームの熱気が一気に上がりクラクラする。 「ジェイっ!苦し…いっ!」 バスルームの扉をバンと開けると、ジェイは私を抱えたまま寝室のベッドに押し倒した。 身体中びしょびしょの二人がベッドで絡まる。 ベッドがびしょびしょになるとか、そんな事考えられない位、ジェイに夢中になっていた。 「梨緒っ、梨緒っ!!」 ジェイの恍惚な表情を見つめると愛おしくて、ジェイの背中に腕を回した。 「ぁああっん、ジェイっ!!…ゃぁんっ…」 「梨緒…イクぞ、梨緒っ!!」 ジェイが素早く腰を打ちつけ、絶頂を二人で迎えた。 二人はいつまでも荒い息が治まらず、お互いの顔を見て笑った。 私の横にドサリと横たわると、私の頭を優しく腕で包み、口づけが顔中に降り注ぐ。 「愛してる…梨緒。」
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