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どんどん黒く染められて、最後は真っ黒になって、闇に堕ちて朝になったら、誰にも見られずに静かに消えちゃいたいなって。
今や自分は男達の玩具だから、どうせすぐに飽きられて捨てられるだろうと。
そうしたらもう疲れたから眠っちゃおうと。
そんなことばかり考えていた。
男達の慰み者になってから、俺はアイツと連絡を取れなくなった。
アイツからの連絡なんてなかったし、もうきっと俺のことも忘れているんだろうと思った。
そして月日は流れ、男達に飽きられた俺は。
今、ここにいる。
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