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橋本の視線に促された藤井。 薄暗い照明と後ろに佇むゴージャスな女の雰囲気に、藤井の股間は高揚した。 「あれか?もしかしてNo.1か!ウッヒョッヒョーッ!よく見えねえな……どれどれ」 藤井はジーっと目を凝らす。 「ん?意外と老けてる……んぁッ!?」 藤井の小さな目と大きな口が一気に開く。 それを見た橋本と須藤は、顔を見合わせ笑いを堪える。 「どうした藤井?女の中の女だぞ彼女は。勉強させてもらえ」 …… 藤井はポカンと口を開けたまま、橋本に視線を向ける。 そして叫ぶように言った。 「お前……あれ……天野の母ちゃんじゃねえかッ!」
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