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「選択肢……?」
「ここにいるボーイさんはお店よりも自分を守りました。指なんて治るのにね。あなたはどうしますか?店を守りますか?それとも自分を守りますか?」
「あなた……おかしいんじゃないの!?何言ってるのよ!?」
「自分を守りたいのなら店は潰れます。しかし、自分を犠牲に出来るのなら、この店は救われる。ボッタクリには目を瞑りますし、何よりこれからもこの店を経営する事を許しますよ。これはこれは美味しい話だ」
天野の母親は、怪訝な表情を見せながら橋本に言った。
「自分を犠牲にって……どういう条件なの?」
ククク……
ちょっといじわるしようかなぁ……
「簡単ですよ。貴女は凄く美しい。だから抱かせてくれませんか?」
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