面接と言う名のラビリンス

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(さて、行くか?) 私はコンタクトレンズを入れ、ボイスレコーダーを持つと、早々に家を出た。 勿論、大学はサボりましたとも! 何せ生活が、かかっておりますから――!!!。 こうして....私は死出の門を潜る事となったのでした。 ―――――― (こ、ここか....利美堂探偵事務所って――?) 見た感じは、小さな貸ビルのテナントを、借り受けて経営してるような印象を受ける場所――。 (................これ、本当に稼ぎあるのか?) その瞬間――私の優秀な思考回路が、その状況に適したイメージを、幾つか連想させる。 一つは、実はヤクザの溜まり場みたいな場所で行った瞬間、私はアダルティな女優への道が切り開かれ、有無言わさず就職決定となる可能性――。 (わ~い、就職決まったら~もう、食べる事には、困りませんぞ!   それに私、アイドル路線まっしぐら~!?)
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