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私の名前は春日日向【はるひ・ひなた】
現在バイト先探し中のしがない大学生である。
私はバイト先を不況を理由に、さらりと不当解雇された悲劇の女子大生。
コーヒーショップでウェイトレスの業務に励んでいたのだが、その頑張りとは裏腹に、いきなり解雇を言い渡されたのである。
「春日さん、君は来月一杯で首だから――。」
当然、そんな中年エロ親父風店長の不当な宣告に、私は断固として立ち向かった。
「何故ですか店長!
私の人に好かれる人柄と、真面目な勤務態度を見て尚、そんな決断を下したのですか!?
明らかにおかしいです、理由を説明してください!」
店長は、大きな溜め息をつきながら私に言った。
「まぁ、確かにね・・・・・。
そりゃ認めるよ....お客様には礼儀正しくて好かれてるし、いつも二十分は早くきて、掃除や状況確認とか良くやってくれてるし――。」
「では何故、私が首なんですか――!?」
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