9人が本棚に入れています
本棚に追加
まぁ....そんな訳で、私は次のバイト先を探すハメになった。
(あのカッパ(略)――たかだか月六万の給料で、どうやったら生活って考えられるかな――?
光熱費、水道料、交通費、靴や衣服代........それら払ったら食費なんて手元に一万と残らんつーの!
........何て心の狭いカッパ(略)なんだ――全く!)
私は抑えがたい怒りを胸の内に、しまい込みひたすらノートパソコンで、次のバイト先を、検索していた。
冗談抜きで私に、残された時間も余力も僅かしかない。
何故なら親からの大学に進学する為の条件が学費と、アパート費用しか出さないと言うものだったからだ。
つまり、それ以外の費用は私持ちなのである。
だからバイト先を首になると言う事イコール即、死活問題なのであった――。
「うぉぉぉぉぉ~!
カッパ(略)~!
貴様は私を、そんなに餓死させたいのか――!?」
最初のコメントを投稿しよう!