第1章

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昨日のボウリングのときだって、 そう--- 佑香が投げ終わると、 「係長、今気づいたんですけど、 言ってもいいですか?」 「え..  なにを?」 「後ろから見てると、係長の脚って、 O脚でもなく、X脚でもなくて、 真っすぐなんですね。 きれいなまっすぐ...」 あー 一瞬眼が泳いだ... 「うん、まぁ、一応真っすぐに、  近い」 「僕なんか、すこしO脚なんですよ、 ほら見てください」
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