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～奏side～
俺は今、1－Bにいる。
理由はただ一つ、栞奈にあうためだ。
『しかもいいことなんか１つもないよ。あんなドSなんかが知り合いでも!!』
この声は...栞奈?
ドSって...俺のことだよな?
よくもまあ悪口を堂々と....
これはお仕置きが必要だな♪笑
放課後が楽しみだ!!
『放課後生徒会室集合な!
あと周りに俺の悪口とか言いふらすとどうなるか...入試1位だった栞奈チャンならわかるよな?』
ってラインで一応くぎを刺しといた。
そうすると案の定あいつはきょろきょろ周りを見ながら返信をしている。
『先輩、もしかして近くにいますか?』
『さあ?どうだろうね。』
きょろきょろ周りも見渡すそのしぐさはまるで猫じゃらしを目で追う猫みたいで面白かった。
何もないところで転んだりするのに気が強くて負けず嫌い....
クスッ....
面白い奴見つけた。
最初はそんな風にしか思ってなかった。
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