1game

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「はっ!?ってことはお前.....」 「入試1位でした!」 ドヤッ((キラン笑 「へー?」 「あのっなにか?」 先輩がニヤニヤしてる。 何かたくらんでますよね?絶対!! ―入学式― 「今日は私たち1年生の為にこのような素敵な式を行って頂きありがとうござました。........」 ふぅ....終わった~!! 「生徒会長の言葉です。よろしくお願いします。」 へぇ。生徒会長か....どんな人なんだろう? まぁ....うちには関係ないか! 「新入生のみなさん。ご入学おめでとうございます....」 ん?この声....どこかで聞いたことある気が.... というか、私の予想が当たってたらとてつもないほど最悪なことが待ち受けている気が.... そう思い、ゆっくりと顔を上げる。 「生徒会長梅澤奏です。」 やっぱりこのドSで有名な梅澤奏先輩だったよ!! てかマジであいつが生徒会長!!? 入学式ばっくれようとか言ったやつだよ!? この学校大丈夫かよ!! 『あの生徒会長、かっこよくない!?』 『うんうん。めっちゃ優しそうだし、超タイプ!!』 なんて声が上がる。 梅澤先輩、そんなかっこいいかな? ってか優しそうだって!!笑 本当はドSだよって教えてやりたいくらいだよ。 「えっと。1年の副生徒会長に、榊原栞奈さんを指名したいと思います。」 へ!?何いってんのあいつ。 梅澤先輩は教壇からゆっくりと私の元まで近づいてくる。 周りの女子は『キャー!!』とか、『かっこいい!!』とか騒いでる。 先輩はアイドル!?ってそんな突っ込みしてる場合じゃないよ!! 先輩は私の前まで来ると、怖いほどのにっこり営業スマイルで 「よろしくね?榊原さん。」 と挨拶をする。 『いいなぁー。』 『何であんな子が?』 うぅ....女子の視線が痛いよ... 本心は断りたいけれどこの状態は断れないしなぁ。 こいつ...絶対断れない状態にするためにこんな周りの目がある中で言ったな!! はぁ...しょうがないか.... 「....ふつつか者ですが、私でよければよろしくお願いします。」 「うん。よろしくねっ♪」 私は先輩が「逃げなかったんだ。偉い偉い♪」と言ったのを聞き逃さなかった。
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