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桜舞い散る季節は過ぎ去り梅雨が明けた今日この頃
俺は、信号無視したトラックに轢かれミンチより酷い有様で死んでしまった
案外、呆気ないモノだったな・・・人生
「んで、此処は何処だろか」
目を開けたら白い訳が分からない部屋に寝ていたから寝ながら呟き
「あ~床冷てぇ・・・」
某赤毛で14歳の不良神父的なセリフを呟き、自分のポケットを探り、目的のモノを咥え火を点けて喫む
「死んでも無くさなかったのは行幸だな、うん」
マルボロブラックメンソール(タバコ)を喫みながら呟く
「寝タバコは火事の元だよ?」
声のした方を見ると、ガチムチがいた
しかも、声はショタだ
「あ?あんた誰?」
身体を起こし、座ってガチムチへ向く
「神様だよー?」
ポージングをキメながら、自称神様は言う
「へー、で?それが?」
タバコを捻り消し尋ねる
「ごめんねー。こっちのミスで君、死んじゃった☆ テヘペロ☆」
「あ''?殺していいか?」
立ち上がり再びタバコに火を点けて、ガチムチへ歩み寄る
「まぁまぁ。君の要望に応えてあげるからさっ。ちなみに転生ルートだよ☆」
☆を言われた瞬間、殴りそうになったが我慢した
俺偉い、誰か褒めてくれ
「どんな世界だ?」
ガチムチの顔に煙を吐きかけて尋ねる
「んー・・・とりあえず、人間界で言う所のRPG的な所だよ?」
首を傾げながら言われ、俺はガチムチに蹴りを入れた
自分にダメージが来たが・・・
実家が古武術道場だから、それなりに鍛えてたんだがなぁ
「なら、無限の魔力・マルチタスク・無敵の身体能力・全ての宝具と、それをノーリスク使役し使用出来る知識と能力・アニメ 小説 マンガ 総ての能力と登場するアイテムと武器、それをノーリスクで使役し使用出来る能力と知識、想像を現実化出来る能力・・・こんな感じか?」
「わかったよー」
ホワン、と音がして、俺の真下に巨大な穴が開く
「んじゃ、付与として君、女の子になるからー。頑張ってね☆」
「あ、ちょっっテメェ!!次会ったら殺してやる!!」
力一杯叫び俺は闇へ落ちて行った
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