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ソラ「ダメだよ! まだ、治ってないんだから」
立とうとする零を、ソラが止める。
零「帰らないと行けない」
ソラ「でもダメ。 完治するまでは、安静にして」
零「だが……」
ソラ「安静にして」
零「……分かった」
静かで強い口調のソラに、零は渋々だがベッドに戻る。
ソラ「ねぇ、一つ聞いていいかな?」
零「何だ?」
ソラ「君の名前は?」
零「〈新白 零〉」
ソラ「零君か。 じゃあ、もう一つ、零君はどこから来たの?」
零は気を失うまでの出来事を、ソラに話した――。
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