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零「そうか。 なら、任せる」
ソラ「分かった。 それじゃあ、話をしてくるね」
そして、ソラは部屋を出ていった。
零(………)
天井を眺める。
零(はぁ、何がどうなっている? これは、現実なのか?)
お腹を軽く押さえる。
零(現実だから、この傷が痛むんだろうな)
今までの出来事を思い出す。
零(だが、一体誰が俺をこの世界に飛ばしたんだ?)
考え出して、零は思い出した。
零(そういえば、あの時のあいつは、誰だったんだ?)
それは、この世界に飛ばされる直前、気を失いかけた零の横で、愉快そうに声を出していた人物の事だ。
零(あいつに会えば、何か分かるかもしれない……)
零は【転移】を覚える事の他に、声しか知らない人物に会う、という目的が出来た。
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